二重織り技法で絵柄を織り出す フィン織り が好きでです。

ゴベリン(つづれ織り)とは異なり、制約の中で工夫しながら描いた図案が織り上がっていく
楽しさとわくわく感、そして織り上がった時のうれしさは、特別な感動があります。

その嬉しさを生徒さん達にも伝えたいと思い、スタジオビスビーでは教室当初から
このフィン織りをレッスンに取り入れてきました。


左の作品はスウェーデンのフィン織りの本からの図案ですが、生徒さん達が織ったものです。

スウェーデンでは二重織りの絵織りを図案化する工夫がなされ、その独特のルールを
方眼図案上に描く事で各図柄が伝えられてきました。 
系統化される事の素晴らしさは、国や人種、地域、世代、それらの全てを超えて
伝えられ、そして残されていくという事です・・・・・たとえ、一度忘れられてしまったとしても。

ここを訪れ、この記事を読んでくださっている、手織りを愛する皆さんも
是非、フィン織りを織ってみてください。 

そして、ご自分の創作図案に挑戦してください。



あきもとなおこ デザイン      
       



 
   Yuri.S オリジナル
 
    Akemi.N オリジナル
 
       Nariko.U オリジナル
 
 Kyoko.A フィン織り本より
 
Tami.H オリジナル

 Ai.W 本を参考にオリジナル


  そして、ヤノフに伝わる二重織りの講習を受ける機会に出会いました。


北欧から伝わった二重織りが、フィン織りと織り方を変えてポーランド東北部の
ヤノフの地にしっかりと根をおろし、地域に、そして人々に受け継がれています。
図案を作らずに織り進める、という独自の織りを確立して。

2017年夏に出版された、「ヤノフ村の絵織物」 という本で手織り技法を担当させていただきました。
私の創作した図案を掲載し、フィン織り式の図案の描き方も説明しています。

図案が無く、口伝によるヤノフ村の二重織りとは異なる伝え方です。
その事で、邪道であるとのご意見も受けましたが、いつの日か、どこかで、
この図案からヤノフ村の二重織りを知り、織り、そして伝える一つの手段と
なってくれる事を信じています。

ヤノフの絵織りに出会い、いろいろな経験をしました。
左はヤノフ村を訪れた時の想い出を織ったものです。